なんとなく、ブルーイを見ていて
ああ、子供はこんな風に考えているんだ と言う子供の目線を知ることもあれば
なるほど!こんなアプローチで子供に伝えたらいいのか!とかなり参考になるなと私は感じているのですが、皆さんはどうでしょうか。
こう言うところ参考になるなあと言う点を少しづつまとめたいと思いこんなカテゴリーを作ってみました。
- タブレットやスマホ、テレビを長い間見せているけどなんとなくよくないかなと思っている人。
- ダメと言っても子供が言うことを聞かない
- 自分で気づいて控えて欲しい
ただ、かなり優しい方法なので性格や年齢に寄ると思います。
ストーリーの中身に触れるのでネタバレになります。ご了承の上お進みください。
ブルーイに学ぶ育児:その姿をたくさん写真に撮ってみる
タブレットやテレビに夢中になるのはブルーイやビンゴも同じ。
今回の参考はエピソード『Bob Bilby』からです。
ざっくりストーリー
ビンゴの幼稚園ではボブと言うパペットのお友達を週末お家に連れて帰って一緒に過ごしている写真を撮り、週明けにどんな風に過ごしたかと言う発表をする。
そして今回はビンゴの番に。喜んでボブを連れて帰ってきますが、一度タブレットでアニメを見たりゲームを見出すと子供達は止まりません。一緒に過ごしているのでビンゴとブルーイはボブも一緒にずっと画面に釘付けです。
そんな様子をパパとママは黙ってスマホで写真を撮ります。
そして一度印刷してアルバムを作ってみました。それを見たビンゴは?
タブレットやスマホは特にどこでも好きな番組が見れたりゲームが出来たりととても楽しいし、子供は釘付けになりますよね。
時には大人の都合で大人しくしていて欲しい時は見ててなんて言ってしまうし便利なアイテムでもあります。ただずーーーーーーーーーっと見てしまうのを喜ぶご両親は多くないのではないでしょうか。
もっと絵を書いたり身体を動かしたり知恵を使ったりして遊んで欲しい。そんなことがたくさんの成長に繋がる小さな時だから。
でも「もう止めて外で遊びなさい」と突然言っても「はい!」なんて素直に聞く子はまああんまりいない…だってほっといても次から次へと楽しいお話が流れてくるし自分は座ったり転がってるだけで楽で楽しいなんて最高なのに。
これを第三者の目線で見てみる。第三者に見せてみる
と言うのがこのエピソードのポイント。
パパとママが撮ったうちでのボブの過ごし方といえばずーーーっと画面を見ています。
だらだら ゴロゴロ どこでもアニメやゲーム。
かたやボブのアルバムには他のお友達と過ごした思い出の写真がたくさん。みんな別荘に行ったり空手などスポーツを一緒に楽しんだり。
そんな中ただずっとアニメを見ているだけのうちでのボブ見てビンゴは悲しくなります。
全然こんなの楽しくなさそう。
ブルーイに学ぶ育児:その姿堂々とみんなに見せられる?
ただ画面を見ているだけのボブとビンゴ達の姿を他のお友達がたくさんのアクティビティをしている写真が載っているアルバムに追加してみます。
「ボブは全然楽しくなさそうだし。とっても悪いことしちゃった!こんなのを幼稚園で発表するなんて…」
と落ち込むビンゴにママは外へ行こうと大人もスマホを置いてカメラを持って出かけます。
行き先はただの公園でもとっても楽しく残りの週末を過ごし、ビンゴは無事発表をおえ先生からもとても楽しい週末を過ごしたのねと褒められボブとはお別れ。
もちろんこの写真に撮って発表すると言う状況は特殊ですが、なるほど〜と思いました。
人からどう見えるか、また他の人がどんなことをしているのかがポイントですよね。
また、エピソードではまずやりたいだけさせてみる。そしてその姿をみて子供達がどう思うかをいったん大人が子供に任せたのが相変わらず辛抱強いチリさん。
うちの娘の保育園ではこう言うことはみたことがないので「オーストラリアの保育園や幼稚園では普通のこと」ではないですちなみに。
ただ仲がいいならお友達や、またおじいちゃんおばあちゃん、歳が近いなら従姉妹などとやることは出来るアイデアだなと思います。
あるいは何枚も写真を撮って試しに本人に見せてみたり。
まあ、お出かけ大好き!な子でなければ本人はタブレットやテレビが楽しいのでそれでいいと思う子の方が多いんじゃないかなと思いますが、ここは「他の子はいろんなことをしているのに自分はテレビ見ているだけ」なのがつまらないことだと思わなければ使えない手なので簡単ではないですけどね。